レースに出たことの無い(出る予定も出るつもりも無い)おじさんがアスピーテプロを使ってみて考えたこと

御縁がありまして、IRCのロードバイク用クリンチャーのハイエンドモデル「アスピーテプロ」を使うことになりました。WO700 x 26cのモデルです。

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全くもって未経験の高級タイヤです。私が今まで使ってきたのはヴィットリアのルビノプロとか、パナレーサーのクローザーとか。1本2000円強のモデルばかり。ヴィットリアのザフィーロを使ったこともありますが、あれだけはいくら安くても、生命のが大事でしょということで、家族にも友人にも教え子にも積極的に回避を推奨しています。
さて、そのアスピーテプロ。
レースに出ている人たちのインプレッションは山ほどウェブ上にありますので、本稿では論点を絞ります。

「アスピーテプロをレースに出ない人が買う意味はあるか? 1日200km以上のロングライドをしない人が自分でお金を出して買って使う意味はあるか?」
これならば私の意見が価値を持つ方もいらっしゃるはずです。
なお、インプレッションに用いた機材と直前に使用していたタイヤは以下の通りです。
フレーム KUOTA KHARMA (2008モデル)
コンポ SHIMANO ULTEGRA (6600系)
ホイール MAVIC KSYRIUM ES (2006モデル)
直前に使用していたタイヤ VITTORIA RUBINO PRO 3(後輪) PANARACER CLOSER PLUS (前輪) いずれも25サイズ
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さて、読者が知りたいのは結論でしょうから、結論から。
1年間で3000km以上走り、その間の安全性と快適性にプラス4000円(飲み会1回分)を払っても困らないならば、是非どうぞ。
その理由は以下の通りです。
とにかく乗った瞬間に明らかにわかるくらいグリップが良いです。ザフィーロはスキッド専用の悪い冗談として、クローザーやルビノプロで特に困ることも無いのですが、このクラスは別物ですね。安心感が5割増しくらいです。
ということは、道路の端っこのほうの砂が溜まっていたり波打っていたりするようなところでも安全マージンが高く、当然下り坂でも安全マージンが高く、まちなかの狭い道でいきなり子供が飛び出して来るようなところでも、避けるためのかなり無理めの動きを頑張って支えてくれるはずです。
ザフィーロなら人間を轢いちゃって、損害賠償責任保険入っていなければ人生スーパーハードモード突入だったりするケースでも、アスピーテプロなら避けられる可能性がかなりあります。
※私は家族含めて1億円の損害賠償責任保険加入しております。皆様も是非どうぞ。
それが飲み会1回分。年間3000km走るなら1kmあたり0.75円。6000kmなら0.375円。
もう若くないから楽しく走れれば良いです。
レース? 興味無いです?
そんな我々でも人生はまだまだ残っていて、愛する家族もいます。
それらを守るためのタイヤとして、年に飲み会1回分プラスの支出は高いでしょうか? 
私は飲み会に行くより遥かに賢いお金の使い方だと思います。
私からは以上です。
引き続き安全第一で参りましょう。
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