グラスルーツGH-1GピックアップをフェルナンデスFST145SLに移植してみた

 グラスルーツのレスカスについてたGH-1G、リア側をフェルナンデスFST145-SL改に移植。

 FST145SLはフェルナンデスは80年代前半に出していたスティーブ・ルカサー・モデルで、センボディにメイプルネック、ローズ指板。元はフェルナンデスオリジナルの変なロック式トレモロとEMGのSAが3個でしたが90年の夏に松下工房で改装、95年頃にヴェスタクスでもう一度今度はトレモロをゴトーに改装してます。

 リアにはディマジオTonezoneをずっとつけてたけど、ここ20年くらいはダンカンJBでした。80年代中期の仕様でマリシア・ファレスさんのワイヤリングのロット。こちらはグラスルーツのレスカスにつけてみるつもり。

 カバーを外したGH-1Gはダンカンよりディマジオに近い音です。ま、私はSH-1やSH-4しか知らないんだけど、その辺の定番のまろやかな中高域ではなくて、エッジがザラッとした感じがある。全体としては、変なクセもなくてどうとでも料理出来るピックアップという印象変わらず。以前にも書いたけどコンプ+歪もの1個+アンプで完結するような音作りなら好き嫌いはあるだろうけど、今みたいに大量のエフェクトをループやチェーンにして1曲で2度も3度もプログラム変えるような音作りだったらこれで十分じゃないのかな。