物書きの仕事

小説「アルソウムの双剣」電子書籍販売開始しました

ずーーーーっと「マダデスカ?」と突っつかれていたあれ、ついに重い腰を上げました。epub3ファイル販売BCCKSで配信しています。ここでepub3ファイルを購入してお持ちのkindleアカウントに丸ごと転送、あるいはgoogle playに...
fine art

親方81人で不整地に3ヶ月で塔を立てる

第2回余白のアートフェアの参加アーティストは81人。つまり81人の親方が参加する3ヶ月の現場、しかもロジなど条件劣悪で本来そこに建物など建てられないようなところに建物を立てるという難しい現場だと思えば良い。集まった親方の中にはウクライナ人や...
Eコマース

余白のアートフェア2の地域広報がミニマムだった理由

ファイナンシャルギャンブルに飛び込む余白のアートフェア2は当初、昨年度と同じ経産省の助成金を申請していました。それは取れるであろうという前提での計画でした。ところが冷酷なる不採択通知。ここで撤退しても良かったのですが、私個人としては前進を選...
fine art

おかげさまで54歳になりました

おかげさまで54歳になりました53歳の1年間は忙しいったらありゃしなかったですが、「余白のアートフェア」という、これまで少なくとも日本には存在しなかった新しいアートの空間のコンセプトを完成させたということで、私の人生の中でもわりと大きなラン...
fine art

余白のアートフェア2を終えて考えたことをまとめる(思想編)

この記事では余白のアートフェアという極めて特異なアート運動を立ち上げるにあたって、私がディレクターである山崎晴太郎の「余白」思想に何をこっそり追加したのかを書く。 それは、一言で言うなら「贈与のアート空間」を創るというプロジェクトだった。思...
fine art

余白のアートフェア2を終えて考えたことをまとめる(プロマネ編)

余白のアートフェア1&2には41年分の試行錯誤が詰まっている 私はこれくらいの規模のイベントは数え切れないくらい手掛けてきたのだけれど、余白1&2はその中でも特に上手くいったイベントという実感がある。ただし偶然そうなったということでもない。...
fine art

オープンコラボレーション型の現代アートフェアが生まれつつある

余白のアートフェア2、運営のリソースが逼迫しているのを見た出展アーティストさんたちが、非公式のDIG&グッズまとめサイトを立ち上げたり、キャプションテンプレを配布したり、お互いの作品を推薦しあったりとあれこれ動きはじめていて、新しい文化が生...
アート&デザイン

クリスチャン・ラッセンと「インテリア絵画」という語彙(それは1993年には存在していた)

「インテリア絵画」は1993年には「ギャラリーフェイク」で使われている原田裕規が篠田節子の小説『青の純度』の参考文献一覧に自分の本が無かったことについて不満を各所で発信している件について一点、事実関係で指摘しておきたいことがあったので記して...
fine art

ドローイングdrawingの意味内容

「引いて描く」のがドローイングdrawの元々の意味は「引っ張る」 木炭やペン(英語ではdrawing tool)で絵を描くときにはこれらのdrawing toolを「引っ張る」動きをするので、それによって描かれたものはdrawingと呼ばれ...