物書きの仕事

小説「アルソウムの双剣」電子書籍販売開始しました

ずーーーーっと「マダデスカ?」と突っつかれていたあれ、ついに重い腰を上げました。epub3ファイル販売BCCKSで配信しています。ここでepub3ファイルを購入してお持ちのkindleアカウントに丸ごと転送、あるいはgoogle playに...
fine art

川瀬智之『東京藝大で教わるはじめての美学』書評

川瀬智之『東京藝大で教わるはじめての美学』世界文化社、2024いったいどんな内容かと思ったら著者の専門である20世紀フランスの絵画論に特化した本でした。取り上げているのはアラン、サルトル、メルロ=ポンティ、デュフレンヌ、マルディネ、アンリ。...
書評・読書記録

【2025春アニメここまでの感想】

ユア・フォルマ攻殻機動隊ものですが主人公の見た目が草薙素子すぎるのに中身が別人な違和感が凄い。話は特に面白くもないです。説明セリフ多いのにそれでもよくわからない。ヒロアカ ヴィジランテヒロアカはちょっとしか知らないけど楽しめてます。第2話で...
文化

「エッチな女の子のイラストは性犯罪に繋がるという動かぬ証拠がある」という論文

妙にセクシーなアニメ絵の若い女性(文化圏によっては未成年に見えるもの)に関して、個人的な、あるいは文化圏的な好き嫌いがあるのはしょうがないとして、あの手の絵と刑法で禁じられた行為(犯罪)発生の因果関係について(相関関係に負けといてやってもい...
評論

個人的備忘録としてストラトキャスターの達人を並べてみる(順不同)

David Gilmour"On the turning away", Pink Floyd, 1987EquipmentGuitar: Stratocaster 1957 Re-Issue (1983, maple-fingerboard...
fine art

「これって200年前に両国広小路で流行ってたやつと同じだよなあ」と思ってしまう現代アート作品が少なくない

現代アート、デカけりゃ良いってもんじゃないという投稿を見てふと気になったこと。外国はどうか知りませんが、日本の場合、江戸時代に「やたらとデカいスカルプチャー」「半分悪ふざけみたいなスカルプチャー」が大流行していたという歴史があります。その舞...
インターネット文化

かつて尖っていたブロガーがバズワードサーファーに成り下がる現象

15年くらい前に結構面白いことを書いてそれなりに注目されていたインフルエンサー的なブロガー、本業はたぶん私と同じフリーランスのコンサルタント(なおかつ私のビジネスドメインと一部被っている)だと思うんだけど、たまたま5年ぶりくらいに目にしたら...
fine art

赤城乳業とカイカイキキの共通点

赤城乳業の絶対的エース、ガリガリ君村上隆がスーパーフラットで世界的ヒットを飛ばしたのは事実として、25年経っても自分のカイカイキキギャラリー含めてスーパーフラット頼りの一本足打法ラインナップなのは、「赤城乳業といえばガリガリ君」という、絶対...
fine art

現代アート先輩のマイルド家父長制

日本語の「現代アート」の世界のパイセンたちでSNSで後輩に説教するのが日課みたいになっている先輩方って、親切心なんだろうけど「そんなものはだめだ」「こうしないといけない」を断定しがちでこれは中の人のジェンダーにかかわらず(私には)マイルド家...