スマイルバイクパークに初めて行ってみてやはり思う。

マウンテンバイクは良い。

ロードバイクはゴルフっぽいおじさんおばさんの趣味としてすっかり定着したし、シクロクロス人気は先日のイナギクロスで目の当たりにしました。
でも、稲城といえば元々はマウンテンバイクだったんですよ。大半のトレイルは里山開発で姿を消したのですが。
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在りし日のトレイルの数々。マウンテンバイカーの間では「A山(ありがたやま)」と呼ばれていました。
まあ、みんなネットには書かないだけであるところにはありますよ、マウンテンバイクで走れる場所。でも東京のような巨大な人口を抱えた都市のベッドタウンゾーンでは、今くらい斜陽な愛好者人口でないとフィールドを維持出来ないわけです。
つまり、斜陽とはいえ絶対数はまだまだそれなりに存在しているので、その人口がこっそり遊ぶだけでもうパツンパツンなんです。マウンテンバイクのクロスカントリートレイルは。
なので、しゃあないわなあこんな状況でも。と思っていたところに突如現れた稲城市の秘境。秘境過ぎて稲城市の他のエリアからは入ることさえ出来ない。一旦川崎市に出てから住宅街の奥の奥に隠された秘密のゲートを通って行かないとたどり着かない。経営しているのが湯婆婆でも全く驚かない。
そんなスマイルバイクパークに息子と行って来ました。
うちから車で15分くらい。
上から見るとこんな感じ。
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オレンジ色の線がトレイルです。紫色の線で囲まれた辺りが凸凹やジャンプ台を築造したエリアです。トレイルはアップダウンしかなくて、斜度は10%から15%くらいはあったと思います。

トレイルの途中にはスラロームコースもあります。
こういうとこ。

そしてこちらがジャンプ台コース。

昨日はショップ主催の競技会がゆるーく開催されていて、上手い人も沢山来てました。
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ウイリーしてますね
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飛んでますねイメージ 7
知人の息子さんもいました。飛びまくり。

昨日の動画もアップされてたよ

うちの息子は幼稚園の頃から自転車でのダート走行は大好きで、今のMTBでなんと3代目なのですが、大人しく楽しむ派。でも昨日はジャンプ台を足付きなしで全部越えられるようになったり、バンク(斜めになってるカーブ)を使って加速出来るようになったり。何しろ一日中遊んでましたからね。
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ジャンプ台に駆け上がる!
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ジャンプ台から駆け下りる!
私はどちらかと言うとトレイル派なので一人で山を上ったり下ったりしてました。短いコースですが上りも下りもテクニカルなので楽しいですよ。
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昨日使ったMTBです。

私(黒い方)はKonaのクロスカントリー用クロモリフレームのExplosif(2010年モデル)にHE26*2.4という、かなり太めのタイヤ。サスペンションは前だけで、マルゾッキのMZ2という安いものが付いてます。伸縮量は100mm。サスペンションは大手メーカーのアメリカ駐在員になってマウンテンバイクライフ満喫している友人のスズキくんにもらったものです。彼が学生時代に買ったKonaのCaldera(2005年モデル)から取り外したやつ。
息子(赤い方)はGTのクロスカントリー用完成車Avalanche4.0GTW(2012年モデル)のSサイズで、タイヤはHE26*1.9です。サスペンション伸縮量は同じく100mm。
マウンテンバイクはロードバイクと違って競技スタイルによりかなり細分化されていますが、私たちのような入門レベルならばこうしたクロスカントリー用のモデルしか実は選択肢がありません(20万円以上出すと、ダウンヒル用とかジャンプ用とか岩場もこなせるオールマウンテンとかいうやつも買える)。でもそれでまずは充分な気がします。
飛んだり跳ねたり土の坂をウネウネと下りたりというのはロードバイクでもシクロクロスでも経験出来ない、マウンテンバイク(とBMX)の独壇場なので、興味を持たれた方は入門用マウンテンバイクを買ってみるのもアリかと思います。
で、いくらかかるんだって話を最後に。
入門用マウンテンバイク 6万円くらい
ヘルメット 6000円くらい
消耗品・メンテ用品 1万円くらい
こんなもんです。普段着で乗れるのでウェア代がかかりませんから、ロードバイクより安いですね多分。大事なのはむしろショップです。自分で一通り、少なくともブレーキをバラバラにして組み立て直せるくらいの知識が無い場合(入門者だから無いですよね)はマウンテンバイクの得意なショップを近所に見つけましょう。
見分け方は簡単です。店の中にマウンテンバイクがやたらいっぱいある店。
多摩エリアであれば瑞穂町のナカザワジム、飯能のサイクルハウスMIKAMIはショップでマウンテンバイクのNPOもやっておられる地域の中核店ですね。それから私がKONAを組んでもらった仙川のWING PAWから独立された安達さんが開業されたSEED CYCLE、前職の部下だった元プロ選手の新谷直也さんがお世話になっていた横浜市青葉区の轍屋なども信頼出来る専門店です。
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そんなマウンテンバイクパークに行くにも荷物の整理に大活躍の弊社ファザーズバッグagnate。

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