サッカー日本代表と反原発運動を批判してもSNSの友人リストからあなたを削除しない友人を持った人は幸いである。何故ならば、彼・彼女らこそが真の友人だからである。

平成30年度情報通信白書のソーシャルメディア関連の分析が面白いです。
 
日本人の特性について。
 
1枚めのグラフ見ると、欧米主要国と比較してネットでの個人の情報発信そのものが全般にかなり低調であり、なおかつ実名メディアであるFacebookでのROM(read only member: 古いネットスラングで、読むだけで自分は書かない人のこと)率の高さは際立っています。

 

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2枚めのグラフでは、日本人がいかに、いかに、いかに、ネットの先にいる人間を信用していないかが浮き彫りになっています。
 
もはやお笑いレベル。

 

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だって・・・・あなたも、あなたの周囲のみなさんも、その「ネットの先にいる誰か」なんですよ。あなたたちそんなに他人を騙す人ですか?
 
3枚目はネットでの人間関係トラブル比較。

 

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欧米のが断然多い。多いけど彼・彼女らはそれでもネットコミュニケーションを使う。なんでですかね? リスクとベネフィットを比較すると、それでもネットコミュニケーションは使う方が得するってことだと思うのですが。
 
私はいつもいつも(現状に不満な)若い人たちに、控えめに言っております。
 
「新しく知り合った人がいたとして、その人のdaily lifeの中のどこかで、あなたの情報に定期的に触れる場を作らないと、忘れ去られるだけですよ」
 
それがビジネス朝活みたいにリアルの場でも良いんですよ。そういうとこに毎週火曜日の早朝に顔出す根性があったら是非どうぞ。
 
無い? 無いのならブログでもインスタでもリンクトインでも何でも良いから、あなたの今を定期アップデートして世界中の誰でも見られる場を作ってみては? それもイヤ? じゃあ一生そこで燻ってなさい。
 
人間関係のトラブルなんていくらでも、リアルでもあるじゃないですか。リアルのほうがむしろタチ悪いし。
 
私? サッカーワールドカップの日本代表のポーランド戦の戦術を擁護していたリアルの友人のSNS投稿に「そこまで褒めるものでもないのでは」ってコメントしたら、30分後には友人アカウントから削除されてましたよ。気にしませんけども。
 
「サッカー日本代表と反原発運動を批判してもSNSの友人リストからあなたを削除しない友人を持った人は幸いである。何故ならば、彼・彼女らこそが真の友人だからである。」