なつかしの『ユリイカ』「ブログ作法」炎上事件を思い出しました

ブロガーを集めたイベントがグダグダ過ぎて炎上、という事件が近頃あったという話を聞きました。

超勉強になる勉強会が勉強会後に開かれている件で - やまもといちろうBLOG(ブログ)
好天なのにどうも風邪気味で気が滅入っているところで、きょうも素晴らしい揉め事がネットの中で繰り広がっておりました。これは具合を悪くしている場合ではありませんね。 もともとは、某LINEでご活躍中の田野幸伸ことたのっち師が、どこぞ主催の東京風...

即座に私が思い出したのは今を去ること9年前、日本でブログがそれ以前のテキストサイト(「侍魂」とか)を駆逐しはじめた時期に文芸誌『ユリイカ』が出した特集「ブログ作法」と、これに関連するトークショー炎上事件でした(まだ「イケダハヤト」も「ちきりん」も「内田樹」も影も形も無かった時代ですよ。この時期から現在までインフルエンサーとしてブログを継続しているのは「極東ブログ」「404 blog not found」くらいじゃないですか?)

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さて、この炎上事件に端を発する議論で論点の一つになったのは、テキストサイトが文章というコンテンツでPVを稼いでいたのに対して、ブログはブロガー同士の馴れ合い(この議論ではこれを「クネクネ」と呼んでいます)が中心じゃないかという話。

当時はハイパーリンクとトラックバックとコメント欄でのやりとりでしたけどね。

あれから9年。日本で当初ブログというものが持っていた「クネクネ」機能はmixiに引き継がれて、というかみんな「クネクネ」したかったからブログからmixiに大挙移行して、現在は各種SNSが「クネクネ」を受け持っていると思います。

一方でブログはコメント欄やトラックバックなどかつて「クネクネ」に利用された機能は廃れ、テキストの時系列ストック用のウェブサービスとして使われていますね。

フェイスブックが出始めの頃にはブログとフェイスブックの使い分けをどうするんだという議論もありましたが、最近ではフェイスブックはフローのコミュニケーションの場、ブログは前述のようにテキストをストックする場で、インフルエンサーはアフィリエイトリンクを埋め込んでマネタイズするというように棲み分けが出来ていますね。

かくいう私も、ストックしておきたいものは2種類のブログにその都度転載して保存しています。

当時の炎上っぷり(可愛いもんです今見れば)の一端をご覧になりたい方はこちらなどよくまとまっております。

【日記】初めての人でも分かる「ユリイカ」以降のまとめ - Atahualpa
「クネクネって何よ?」「トークショーとか知らん!」といった声が方々から聞こえてき...