MOVIX昭島にて、仮面ライダークローズを見る前に。
「父ちゃん、Be the one(仮面ライダービルドの夏映画)のDVDいつ買うの?」
「えっ? 買うことになってるの?」
「当然買うでしょう! いい映画だし。」
「ううっ・・・仮面ライダービルドは沼だなあ・・・」
「買ったらご飯食べるお金が無くなるわけじゃないんだから。」
「そうですよね・・・・また真面目に仕事しないとなあ・・・・よく考えたら父ちゃんが仕事するのはオモチャ買ってお前と遊ぶためだった!」
というわけで届きました。
「劇場版仮面ライダービルド Be the one」
TVシリーズ全話+平成ジェネレーションズFinal+平成ジェネレーションズForever+仮面ライダークローズと見た上で改めてこれを見ると、エモいシーンの乱れ撃ちで悶絶しっぱなしです。
マスター(エボルト)に救出された戦兎が船の中で煽られるシーン。エボルトさん・・・人間愛しすぎ。
葛城パパの「ラブ&ピースだ!」・・・・本編最終決戦最後まで見届けてからあそこ見たら、泣ける泣ける。
雨の中で戦兎が仮面ライダーとしての自分の原点を思い出すシーン・・・・平成ジェネレーションズForeverでのソウゴと並んでの雨中の変身シーンが蘇るよ。戦兎! 自意識過剰な正義のヒーローがあんなカッコいい台詞を後輩に語れるようになるんだなあ。
さて、二人の主人公(犬飼貴丈+赤楚衛二)の友情を越えた絆というのがシリーズ全体のテーマであるわけですが、実はシリーズ最後のエピソードとなった「仮面ライダークローズ」では赤楚衛二は他のおっさんと臨時でコンビを組んで戦った上に、元AKB48のお嬢さんに押しかけ女房的に恋人宣言されてしまう。
そんなのアリですかってお怒りの向きがかなりいらっしゃる。戦兎と万丈は永遠のベストマッチでしょう!
でもこの映画を見返すと、いやいやどうしてどうして、この二人の間に入れる人は居ないですね。仮面ライダークローズの最後のとこ、
美空「万丈は?」
戦兎「デート。」
あれ、戦兎はちょっと万丈を貸してやってるって顔です。さすが演技力モンスター犬飼貴丈。
あと。TVシリーズでは台本にあっても頑なに犬飼・赤楚が拒否し続けてきたハイタッチ、ついにこの映画で解禁になっているんですけど、ものすごいぶっきらぼうな感じで、お互い目も合わせずにバシッと。
あれです。スラダンの最後の最後に桜木花道と流川楓がハイタッチしたあれ。あれと同じ。悶絶するしかない。