フリップティーチングにも色々ありまして

カリフォルニア州立大サンホセ校の電気回路のクラスでの実験で、フリップティーチングを導入したグループの単位取得率が91%、導入しなかったグループは59%という報告が出たそうです。

フリップティーチングというのは、主にAV教材を活用した予習を経て、授業時間中には練習問題・応用問題を解かせ、個々の生徒が詰まった箇所を教師やTAが改めて教えるというやり方。

ちなみに私の高校の理系科目(数学や化学や物理)は、私の在学時には非常に乱暴なフリップティーチングをやっておりまして、

・事前に教科書を読んで来させる
・授業ではいきなり旧帝大クラスの入試問題を解かせる
・授業中に問題が解けなかった奴は切り捨てて指導放棄し、単位だけ出す(←ヒドイww)

こんな感じでした。最後までついて行けた連中は旧帝大や有名医大に入れましたが、そうじゃない私みたいなのは私大文系に行くしかなかったわけです(爆笑)

だってね、教科書の練習問題は私だって読めば分かったし解けましたけど、授業中に先生が解かすのはそっから5段くらいジャンプした難問奇問珍問の類いばっかで、ひどい教育でしたね正直。

「San Jose State last fall used material from an edX course, “Circuits & Electronics,” as part of a “flipped classroom” experiment in its own introductory course in electrical engineering. The university offered three versions of the course: two conventional face-to-face sections and one “blended” section, in which students watched edX videos on their own and then participated in group activities, sans lecturing, during class time.

The pass rates in the two conventional sections were 55 percent and 59 percent. In the “flipped” section with the edX videos, 91 percent of students passed.」

http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/california-state-u-system-will-expand-mooc-experiment/43361