日本の「現代アート社会」についてあれこれ日本語で書くようになって(旧ツイッター時代を含めて)もう5年以上になるけれど、私の書くことに対する反応って明確で、そこにあるBoys’ Club Culture(男子校の部室ノリ)に親和的な人ほど(女性も含めて)反発や嫌悪感を顕にする。
長老制、(ローカルの)ハイコンテクスト文化、人権の軽視。言ってみれば昭和平成JTCノリね。面白いことに、めっちゃ左翼な人でも既にそういう社会で居場所を勝ち取っていて、しかもそこにしか居場所が無いような人たちは、やっぱり私が書くことに反発する。ダブスタやチートを指摘されるから。
そしてスレッズに移って気付いたのは、そういう社会から距離を置いている、あるいは最初から関わらないアーティストの方が数としては遥かに多いんじゃないかという可能性。
Art Outbound Digestもともとアカデミックな裏打ちとベーシックなウェブマーケティングで上記のToxix Boys’ Club Culture Villageをパスして外国市場を狙いましょうというコンセプトでやっている超マイナーな情報発信のつもりなんだけど、self taughtの絵描きさんたちが想像以上に多くフォローしてくださっているのも意外でした。
しかもそういう、中央権力から距離を置いている方々の絵の中にも良いものがいっぱいあり(藝大卒ですってのを振り回す人たちの絵より個人的に良いと思うものもいっぱい)、何かのはずみでそういう方々の絵が外国の買い手に発見されると相当おもしろいことになるんだろうなと。
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