ファインアートについて
東京カレンダー美術手帖オンライン東京ウォーカー
私が東京に出てきたのは1990年で、まだジュリアナ東京もあったしセゾン文化は全盛期で、学生は「ぴあ」や「東京ウォーカー」を毎週買っては遊びの情報を探してたんですよ。 まあ他にも情報誌は数え切れないくらいあったけど。 もう「ぴあ」も「東京ウォ...
マンガやアニメの原画展で稼ぐならちゃんとリスペクトせえよ、と
今や日本各地の美術館が「確実に稼げる鉄板コンテンツ」としてマンガやアニメの原画展を開催しているのだから、いつまでもマンガやアニメを美術史の外にある下位/従属文化(subculture)あるいは対抗文化(counter culture)扱いで...
本来、日本の「地域アートプロジェクト」がやってこなければならなかったのは
今、スレッズはビジュアルアーティストがどんどん参加して異常に盛り上がっているんですが、そこで知り合って個展も見に行ったハタノワタルさん(多摩美大の油絵科卒) 現在は京都府綾部市黒谷という丹波の極めつけの山奥に本拠地があるんだけど、大阪に自社...
地域に現代アートを持ち込む作法
日本全国で現代アートを地域活性化のネタとして使ってきたのが、この15年ほどだったと思う。 それでどれだけ現代アートが根を下ろし、花を咲かせ、実をつけ、そして次の世代を育む土壌が出来たのか。 あの有名な越後妻有はどうだろう。 何度か訪ねたこと...
山﨑晴太郎個展「越境するアート、横断するデザイン。」
私も見てきましたよ、晴太郎さんの日本国内初の個展。 私が晴太郎さんの現代アート制作チームに加わったのは2021年の2月か3月くらいのことでした。ポジションとしてはリサーチャー兼ブレスト要員といったところですが、それから色々なマイルストーンを...
アーティストステートメントを書くなら
なんかスレッズでバズったのでこちらに置いときますね。 アーティストステートメントを書く前に先行するライバルのステートメントをいっぱい読もう アーティストステートメントをどう書くかについて思うことなんですが、初手として私がおすすめするのは欧米...
ガンダム・エアリアル(水星の魔女の主役機)のメカデザイン担当のJNTHED氏はかつてカイカイキキ所属の現代アーティストだった
2011-15年ごろのことですが カイカイキキがかつてPixivからスカウトした絵師が結局はデジタルイラストの世界に戻っていった(現代アートの世界に見切りをつけて)こと、美大芸大出身で一番稼ぐのはメジャー誌の人気連載を持つ漫画家であること ...
アート・ファブリケーターとは
アート・ファブリケーター(大型現代アート作品の現物の制作を行う職人)についての記事です。 リクリット・ティラヴァーニャ、アリシア・クワデ、アニッシュ・カプーア、オラファー・エリアソン、マリナ・アブラモビッチ、みんな実際に作品を作っているのは...