ライト文芸でよく見る接続助詞で文を裁ち落とす技とジェンダー

ラノベなのか少女小説なのかわかりませんが、いわゆるライト文芸で、接続助詞で文を終わるという書き方がありますね。

特に「て」

接続助詞「て」とは、例えば「白くて」とか「投げて」の3文字目にくっついている「て」です。

新井素子(実は立教大文学部の先輩に当たる)あたりが多用し始めたような印象がありますが、先日「彩雲国」をふと読んでみたら、バリバリにこれが使われていたので、ああ、これはライト文芸のスタンダードになったんだなあと感心しました。

女性の書き手が使っているところはたまに見ますけれども、あれって男性でも使うのでしょうか?

フェミニンというよりガーリー(girly)な雰囲気を出す小技なのかなと思うのですが。

(私は使いません)