文芸イベントに呼ばれる編集者や作家の内面を推し量る

アマチュアだから何でも好きにやったほうが良いとは思うけど、プロ志望の人たちがあちこちのネット文芸ムラに出入りしているのは、弊害の方が大きいだろう。
 
ムラで評価されるような書き方になっちゃうおそれがあるし、ああいう人たちを食い物にする編集者や売れない作家もいっぱいいる。
 
アマチュアを食い物にする編集者や作家について言うと、文芸イベントのゲストで出てくる作家や有名人にとっては、たいがいの場合イベントに寄ってくる作家志望者なんて控室に置いてあるブルボンのルマンドと同じ。気が向いたら食べるけど、いつでもどこでもあるものだからすぐに忘れる。
 
そうじゃない場合かどうかの見分け方も簡単だ。
 
なんか文芸イベントがある/あったとするじゃない? そこに呼ばれた作家や編集者がその前後にそのイベントについてめちゃくちゃ熱くツイッターやフェイスブックで何度も語ってたら、ルマンド扱いじゃない可能性がある。
 
noteに自分がお金もらって何かやった文芸イベントの感想を課金記事で感想アップするようなヤツは論外(笑) いるけどな、いっぱい。ああこの人たちそこまでして小銭拾いたいんだ、プロ作家ってカネに困ってるんだなあって苦笑しちゃう。
 
どの業界でも単価高いクライアントの方が圧倒的にこちらの権利に配慮してくれるのは、みんな知ってるよね? その応用で考えてみると良い。note課金してまで小銭拾おうとする人が他人大切にすると思う? するわけがない。皆さんはボキボキに折れたルマンドと同程度の扱いですよ。
 
イベント参加者を大切にするって、まずは自分の最大のリソースである多少の知名度を活用して情報を短期間に集中投下して「盛り上がっている感」を出してあげるところからだと私は考えてるんですが、文芸イベントのゲストに呼ばれる人たちって驚くほどにそういうことをしない。
 
何もしなくてもいるだけで大宣伝になる村上春樹みたいなS級タレント作家なら別だけど、そうじゃないならもうちょっとコミットしてみせるか、そんな興味も持てないなら最初からその仕事は断るのが誠実ですよね。
以上、ご参考までに。