「沼にハマってきいてみた」に出てくる若者たちが楽しそうなので8万円を使った

例の一律の給付金。

私は商売柄、カネは振り込まれたのを確認するまでは信用しないタチなので、いくら政府が、とはいえ、ドタキャンの可能性はゼロではないと見ていました。

が、まあさすがにここまで手続きが進むと、ドタキャンは無かろうと。

零細フリーランスなんで結局は国保と年金の支払いで国庫にUターンするだけなんですけどね。私に関して言えばね。(真面目に働け・あるいは真面目に働かざるをえないように仕事を回してやれ)

それはともかく、多少は市場にも資金を流さないと、ただの国保&年金支払い免除キャンペーンで終わってしまうので、こんな感じで昨日発注しました。

なんだこれは。よくわかりません。息子が買ってくれとうるさいんで。

動画の編集に必要なんだそうです。1時間もののゲームリプレイ動画とか私にはさっぱり価値も意味もわからんのですが(3行でまとめろ、と言いたくなる)、わからんはわからんけどyoutubeであれだけ盛り上がっているんだから、見る人が見れば面白いんでしょう。

どうせ学校は5月末までは始まらんだろうし、せいぜいこの降って湧いた長期休みにどっぷり遊びこんでおくのも、長い人生なんかの役に立つんだろうと思いましてね。

そうそう、最近の我が家で一番人気のテレビ番組はEテレの「沼にハマってきいてみた」です。

息子も妻も大好きでしてね、これ。

内容は単純で、色々な趣味にやばいレベルでハマっている若者をスタジオに呼んできて、その道のヲタトークを披露してもらう。

これが毎回(芸能事務所の押し込みかなにかで新人アイドルの宣伝回みたいになっている回を除き)面白くて面白くて。

制作スタッフもyoutubeやツイッターで目立ってる若者を見つけて声かけてるんだろうなあと思うわけですが、民放のバラエティに出てくるようなマーケティングされた嘘くさい「変な人」とは違っていて、誰にも媚びてないんですよ。彼・彼女らね。やりたいことを脇目も振らずにやっているだけ、という潔さ。

私はアマチュアの創作活動には2種類あると思っていて、既存の巨大出版社やテレビ局にピックアップされるようにアマチュア側がマーケティングをするもの(小説の新人賞の「傾向と対策」もそれ)と、SPA方式で売るところまで自前でやってしまうもの(youtuberが典型)とあり、まあどちらも当分生き残っていくんだろうと思いますが、やってて面白いのは絶対に後者だと思います。前者は病むよ。闇だから。所詮は使い捨てのタマでしかないからね。売れなくなったらすぐに切られるから。あれはマスメディアの正社員の高給と終身雇用を維持するためにある芸奴隷。あかんやつ。

なので、息子には後者の道を歩んで欲しいなあと思っており、まあそのために中学の残り2年間で色々と試してみるための投資としての8万円なら、良いか。

【重要】動画制作のご発注、お待ちしております。