昨年からウェブサイトの完全リニューアルプロジェクトを担当させていただいているB2B企業さま、ウェブサイトの数字自体もずっと右肩上がりで、B2B企業のサイトとしてはもう90点くらいのアナリティクス数値なんですが、受注案件数も「爆発」しているそうで、人手が足らないという嬉しい悲鳴だそうです。
私がウェブサイト案件を引き受ける際、最近心がけているのは「委託先丸投げにしない」仕組みをビジネスの中に埋め込んでいくこと。
この案件でもそれまで存在しなかったウェブマーケティング委員会を立ち上げていただいて、月例ミーティングと常時「次はどうするか」についてのディスカッションが行われているTeamsを実装していただきました。
それまで「私の担当じゃないから」で意識の外にあったウェブサイト、ウェブマーケティングを組織全体で常に考える体制に切り替えることは、こうやって文字に書けば簡単ですが、実際にやるとなると特に初期には膨大なコミュニケーションコストを必要とします。
ですが、そこを越えると明らかに違う。NAエンジンとターボエンジンの差くらいのトラクションの違いが生まれます。
そのような仕組みを作り込んでいくために必要なのは、価値観やビジョンが同期していること。組織内部においてだけではなく、ウェブマーケティングコンサルタント(私)もまたクライアント様の価値観やビジョンに共感出来ないと良いものは出来ません。
というか、無理。健康に悪いから。
以上、あくまでも一事業者としての感懐ではありますが、ウェブサイト作りは「どこでも良い」と考えるより、自社の事業の理解度の高さ、あるいは更に一歩踏み込んで、ウェブサイト作りが自社のブランディングの明確化や再定義、刷新まで引き起こすようなソリューションを提供してくれるウェブサイト構築業者を見つけられると、長い目で見て必ずお得です。