バードウォッチャーが見たいもの

ごく稀にですが、こういうことを経験します。

私「それは法令違反 and/or 関係各方面への背信と見なされるアクションなので、ご再考を強くおすすめします」

クライアント「わかりました」(その直後にクライアントが忠告を無視してやっちゃってることに気づく)

私「申し訳ありませんがこれ以上はお付き合い致しかねますので、案件から撤収させていただきます(やりたければあとは自分たちだけでどうぞ。そこまでは止めません)」

その後、元クライアントがSNSに私の悪口を色々と書き始める。無断引用(出典不明記)のスクショ貼ったりしてね。出典不明記は著作権法違反ですよ。

でもまあ大丈夫です。

その手のクライアントは周囲からもあそこはヤバいと見られているので、誰も気にしません。当方のサイトを見に来る野次馬もがっかりするくらい些少です。そういうところの経営者はツイ廃なことが多いんですが、その種のツイ廃の集めるインプレッションの大半はバードウォッチャーによるもので、バードウォッチャーが見たいのはあくまでも珍奇な鳥の生態なのです。

そういうところは離職率がやたらと高いなど、いくつかの指標において明確な特徴もあります。

ちなみに私が撤収した数年後に法令違反発覚で億単位の金銭を失った元クライアントもあります。当該事業部は壊滅。

「やっぱりね」です。

ここで皆さんに共有したい学びは以下のようなものです。

「社会的に許されないラインを越えようとする際あなたを共犯者にしようとする客は、可及的速やかに取引を打ち切りましょう。大丈夫です。いずれ先方は自滅します」

契約書締結の際に「甲乙いずれかに法令違反が発覚した際は一方的に契約を打ち切ることが出来る」って入れておくの、大事です。もちろん反社条項もね。