ファンタジーノベル大賞はジャンル違いだったと

ファンタジーノベル大賞は一次も通過していなかったので完全にジャンル違い。魔法も妖精もモンスターも出ないもんね。下読みの人には理解出来なかっただろう。同じシリーズの「兵站貴族」がエブリスタで入賞したのだし、本読みの友人知人たちの評判も良いので、小説としてのクオリティが低いとは全く思っていない。過去の受賞作に比べても自分の小説のが圧倒的に面白い。

さてどうしようかなあ。

2020/4/20追記:こちらで連載中です。『竜が居ない国

何度読み直してもめっちゃ面白いんだよあの小説。

ただ、今の日本の小説出版のゲートキーパーになっているタイプの人々にはウケないということも、わかってきた。理由はボカしておくけれども。ま、相性の問題です。今のゲートキーパーたちの目利きが絶対の正解でないことも、わかってきた。

歴史的にそういう業界になってきているので、それはそれで「そうですよねわかります」と思っておくしかないし、だから完全にマーケティングをどうするかというだけの話なんだけれど。

他の新人賞に出しても同じだろうなあ。出すとしたらメフィスト賞? でもさっさとnoteあたりでセルパブしちゃった方が良いようにも思うし。

3月からだから9ヶ月、小説作りと向き合ってみてわかったのは、マーケットインで作る小説は自分には興味が無いということ。作り手が「こういうものが! 俺は! 私は! 書きたいんだ!!」というところから始まったものでないと、まず、やる気が出ない。

だから、自分が書いているものが一番面白いし(本当だぞ。上橋菜穂子より絶対俺の小説のが俺にとっては面白いもん)、自分が作り手サイドで関わった『天籟日記』や『We’re Men’s Dream』も情熱を持ってこれからも関わっていける。

一度限りの人生、売れるだけの小説を書く・作るくらいなら別に小説じゃなくても、コンサルやプロマネの仕事で稼ぎますよ。

というわけで、皆さん、『天籟日記』と『We’re Men’s Dream』をまずはよろしくお願いします!

『天籟日記』はアンオフィシャルの二次創作も書かせてもらってます(森きいこが忙しいのでオフィシャル認証をまだ頼めていない)。

森きいこ『天籟日記』(タチヨミあり)

森きいこ『天籟日記前日譚

加藤晃生「戦争の森」(「天籟日記」オフィシャル未満スピンオフ。クリークヴァルト公国史です)

澤俊之『We’re Men’s Dream

澤俊之『We’re Men’s Dream -Type D-