稲城市の隠し資産を発見してしまったので、晒そうと思います。
あのね、野沢温泉村のメインストリートの一番賑わう辺り、サンアントンさんとなんじゃもんじゃさんの間のT字路に、「あつまれ稲城っ子!」って幟が2本立ってたんですよ。
実は稲城市は昔から野沢温泉に児童生徒をサマーキャンプやスキーツアーで送客し続けてきたので、2015年に友好都市協定を締結しているのです。だから稲城市から野沢温泉に行くと宿泊施設が割引になったりする。
双方の自治体規模を比較すると稲城市は9万600人。野沢温泉村は3450人。26倍もの規模の違いがあります。
しかしNozawa Onsenといえば今や世界に知られるスノーリゾートの一つ。年間68万人がやってくる場所ですよ。しかも外国人の割合がやたら高くて、スキー場利用客に限ると近年は2割です。2割。
すごくね?
隠し資産というのはこれです。
世界的スノーリゾートと友好都市なんですよ稲城市は。また野沢温泉村から見れば、稲城市は毎年毎年1000人✕8泊(サマーキャンプ6泊、スキー2泊)の児童生徒を黙って送客してくれるありがたいエージェントでもあります。
稲城市の子供たちが漏れなく野沢温泉体験するということは、彼・彼女らが今度は親兄弟あるいは配偶者や子供たちを連れてまた野沢温泉にリピートしてくれるということでもある。
ここまでお役に立っているんですから、稲城市はぜひとも
「野沢温泉村に遊びに来た外国人が東京見物のついでに半日ばかり遊びに立ち寄るような場所を準備して、外国語のクーポン付きチラシを印刷しまくって、野沢温泉じゅうの宿泊施設の全てのチラシラックに配架してもらう」
というチャレンジをすべきと思うのですがどうでしょうか?
それくらい頼んだらやらせてくれるでしょ?
平尾の古民家をリノベして外国人向けアクティビティを作るもよし。南山ジャイアンツタウンだって今から仕込んでおけばどうにかなる。
せっかくの野沢温泉村との友好都市協定です。お互いに送客しあう幸せな関係になりたいですね。