仮面ライダービルド。48話! 全ての伏線をきっちり回収して消えるローグ!!

夏の休暇旅行から帰って家族3人、テレビで真っ先に見たのはもちろん仮面ライダービルド。48話!

先週は3人目のライダー(グリス)と5人目のライダー(マッドローグ)がラスボスダンジョンで戦死しましたが、今週は予告通り、4人目のライダー(ローグ)が戦死。。。。そしてなんと2人目のライダー(クローズ)がラスボスと刺し違える捨て身の攻撃で宇宙へ消えていく。

最終盤でのこの死にっぷりは田中芳樹を彷彿とさせますが、3人とも伏線をきっちり回収して、更にそれぞれ見せ場を作っての退場で、見事でした。あっぱれ。

ローグは戦力的にはどうしてもエースの二人(ビルド、クローズ)より落ちるライダーなので、どうやってラスボス戦で戦死する意味を持たせるのかなと思っていたら、大きな伏線として父・氷室泰山からの「政治家」というラインと、遺恨関係にあったグリスとの和解というライン、更に映画「Be the one」で仕込んであった「民衆に忌避される仮面ライダーたち」という小さな伏線を全部まとめて回収し、ラスボスであるエボルトの変身機構の一部を故障させて死ぬという役割でした。

上手いなあ。

消える瞬間の演技や演出も良かった。変身解除されてもう消えるだけという氷室幻徳の影が仮面ライダーローグになっていて、それが薄くなっていって最後にふっと消えていく・・・・

柴﨑貴行監督も良い演出するよなあ。

昨夜はコテージで21時台の連ドラ(調べたらかなり有名なシリーズだった。主演は少年隊の・・・)を見ていたんですが、家族3人で

「何だこのチープな脚本は」
「話の展開早すぎ」
「演技下手過ぎ」
「仮面ライダービルドのが遥かにクオリティ高いだろ。脚本も演出も演技も。」

言いたい放題でした。