MITの今年の卒業式。dropbox創業者による祝辞。以下、16分頃から。「好きなことを仕事にしたい」と考えている若い方々に噛みしめて欲しいので文字起こししてみた。
"Work on what you love but that's actually not that helpful. It's so easy to convince yourself or rationalize that you love what you do.
But when you think about it, the happiest and most successful that I know are not just in love with what they do. They are obsessed.
And they are not just obsessed but they are obsessed with solving an important problem, that something really matter to them. "
意訳：好きなものに関連する仕事に携わるだけでは幸せになれない。好きなものに関わる仕事で幸せになれる人というのは、その仕事に取り憑かれたように取り組んでいる人であり、もっと言うならば、その「好きなもの」に関して自分にとって本当に重要と思える課題を解決することに没頭出来る人だ。
おじさんより補足：皆さんにはそれぞれ「好きなもの」があるでしょうが、消費者として関わるのが心地よくて楽しくて面白くて「好き」なだけならば、お仕事としては関わらない方が良いかもしれません。ですが、もしも自分の「好きなもの」、例えば本なら本の現状について未解決の課題を発見していて、自分の力でそれを解決して「好きなもの」の歴史に貢献したいという情熱を持ち続けられるのならば、きっとどんな業界からキャリアをスタートさせたとしても、いつかはそこに辿り着くんじゃないかと思います。
