目指せ日本ファンタジーノベル大賞プロジェクト。
感想が2件届きました。
専門商社の専務さんからは、地理や社会制度の設定が異様に緻密なのに、読みやすいとお褒め頂きました。早く次作が読みたいとのこと。
メインヒロインのキャラ成分の20%強を占める教え子からは
「リムwww」
というコメントが。リムというのがメインヒロインの名前です。メインヒロインのキャラ造形の何かが彼女に刺さったようです。
笑ってもらえたのでとりあえず良かった。
「宮廷」をお題とする2作目は12000字を越えました。2枚ほどチラ見せです。
『竜の居ない国』のネタバレが部分的に含まれているので、ご注意下さい。
現在のラノベのトレンドからはあまりにもかけ離れていて、これがどう受容されるのか(あるいは拒絶されるのか)、楽しみです。
とあるラノベ作家さんが、今の読者はストレスが少ない展開を好むと指摘しておられました。
強大な敵に押しまくられて絶体絶命のシーンの連続というものより、設定上は強大な敵をチート技で軽々と攻略していくような展開が好まれるということでしょうか。
2作目の主人公は実家がチート設定の青年なんですが、敢えてそのチート能力を発動させずに、個人の実力だけでどこまで行けるか試してみるというのが、プロットです。ただし、途中で失敗すると死ぬよりもヤバい結末が待っています。国が傾き、実家が吹っ飛び、家臣団や領民は困窮する。最初からチート能力を使っていればそういうことは起こらない。
チート能力を与えられていることの責任ですね。
祖国や家臣や領民を無用なリスクに晒してまで、個人の自由や情熱を追求することは正義なのか?
主人公が冒険を通してそういうことを考えるお話です。