匿名病

SNSで知り合った人とリアルで会うってものすごく役に立つ行動なんですが、こうやって↓リスクばかり強調するのが日本の風習ですね。

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SNSであろうがセンター街ナンパであろうが、リスクが高まる時というのは同じです。すなわち
「悪意を持った人物しか周囲にいないシチュエーションになる」
「自分がいまどこで誰と会っているかを家族が知らない」
「悪意を持った人物に個人情報を必要以上に開示する」
本当に危険なのはこの段階であって、例えばカンファレンスやイベントでSNS友達と会うのは、会場内だけであればセキュリティもあるから、近所の公園にいくのとリスク的には変わらんのです。
私は逆。ネットで知り合った人で面白そうな人には自分も会うし、息子にもそれは薦めています。物理的に危険なシチュエーションへと移行しないこと、そこの部分を自分でコントロール出来ることが大事。
もちろん匿名で相手の本名もわからんような人と会う時は、よほどの事情が無いととなりますし、会うシチュエーションも選びますが、そんな人だって良い人もいっぱい居て、その後10年20年の付き合いになっていたり、お仕事仲間になったりという人はいっぱいおります。
あと、私は基本的には実名で共通の知人が複数居て、人物像のリファレンスがある程度取れる人としか会わないというのもあるな。これはフェイスブックの強みですね。実名顔出しが一番信用力があるもんです。逆に言えば自分も実名顔出しだからこそネットの先にいる人たちに信用してもらえる。
そういうことを子どもたちに教えないからね日本は。
かくしてネット顔出しも名前出しも病的に忌避する人々が明日の日本にも量産されるのですね。