Instagramはタイムライン機能とハッシュタグ機能が付いたアメブロみたいなもんじゃないのかと

最近、色々な人(有名無名含め)がインスタグラムに力を入れまくっているのですが、特に有名人ではない人のインスタグラムアカウントを見ていると、まるで10年前のブログ全盛時代が帰ってきたかのように感じます。あるいは、そうね、mixi再び感。

流行のウェブメディアのうちパーソナルなものは日本では順に

・個人サイト(最も有名な事例として「侍魂」)
・ブログ
・mixi
・Twitter / Facebook
・Instagram

と移り変わって来たと私は考えています。

個人サイトは当初は何らかの情報をまとめた静的なコンテンツで、動的なものは「掲示板」を使っていました。

これがReadMe!(通称リドミ。日記サイトの人気ランキングを生成するサービス)の登場で日記サイトブームが起こり、もっと投稿しやすいブログへと展開していきます。トラックバック機能なんてあったよなあ昔。

そこに現れたmixiは「足跡」「マイミク」機能で、ユーザー間の繋がりをウリにして一気にスターダムにのし上がりました。これでmixi盤石かと思われたのもつかの間、様々なアカウントの投稿を「タイムライン」として一つにまとめる仕組みがtwitterとfacebookに導入され、今ではもはやタイムラインの無いウェブメディアなんてだるくて見てられません。

(余談だけど社内SNSもタイムライン形式が一番便利と思いますよ。こないだまで某所で使ってたNIコラボってのはホント使いづらかったわ)

ハッシュタグで関連のある投稿をまとめる機能も今や常識ですね。

そしてインスタグラム。

何が新しいのか、あるいは、何が今まであったものの再利用なのか。

【再利用】
・匿名アカウント
・タイムライン
・ハッシュタグ
・コメント欄

【新しさ】
・画像があれば文章無しでも投稿可能
・投稿はスマートデバイスオンリー

こうやって見ると、インスタグラムも実はその要素の多くは、以前からあったものの流用であることがわかります。

更にその使われ方を見ると、結構な長文を添えた投稿が増えているし、これでもかとハッシュタグをくっつけて、見知らぬ人の閲覧を呼び込んでいます。ブログ時代はトラバを付けるか、よそのブログにURL付きのコメント付けて流入を呼び込むくらいしか無かったのが、インスタではハッシュタグによる集客が基本となった。

そして付いたコメントには必ず丁寧にお返事。フォローされればフォロー返し。

みんな何をやろうとしているのか。ブログ時代はPVやコメント数で競っていたものを、インスタではいいね数を(ゲームのコインのように)集めるゲーム・・・?

ブログ創成期の、あの礼儀正しすぎるくらい礼儀正しい雰囲気を彷彿とされる、ピースフルでホワイトな空気感。

幾多のウェブメディアの興亡を見てきた私の目には、この雰囲気この感じ・・・・インスタが(場が荒れるか、ハッシュタグとフォロバによるコミュニケーションの創造性が限界に達するかして)メディアとしてピークアウトするまであと1年か2年という気がしてるんですけど。

その先に何が待っているのか。タイムラインやハッシュタグのような新しい革新が来るのか、それともそろそろウェブメディアのアイデアも限界に達するのか。

私はそろそろ限界なんじゃないかって思いますがいかがでしょうか。もちろんAIが入会審査する核心的SNSだったLemonが次に来る可能性もゼロではありません。

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と書こうとしてLemon見に行ったらAIの番人が撤去されてて誰でもFacebookアカウントでサインアップ出来るただのアプリになってました。