中高生の間はLINE禁止という実験

息子がついに私が納得するAndroidアプリを完成させたので、約束通り、息子の携帯電話をガラケーからスマホにアップデートすることにしました。またアプリ開発するときにいちいち私のスマホでテストされるのも面倒くさいので。

既にPC2台使い、Wordpressで自分のブログを作り、VPSでマインクラフトのサーバを運用し、ついにjavascriptもおぼえ、クラウドでプログラミング仲間たちとやりとりして楽しんでいる息子ですが、そういう領域で付き合っているのは皆、ネットリテラシー高く、最先端のプログラミング学習の環境を小学生に提供出来るような家庭の子供ばかり、というところに注意が必要だと思っています。

スマホは誰でも持っているツールです。

つまり、ネットリテラシーが高い人しか居ない場所から、下を見れば果てしなく下があるような何でもあり世界へと出ていくことになる。

そこでどのようにセーフティをかけておくか。

私が考えているのは「LINEはインストールしない」という約束です。

何故ならば、LINEは日本ではデファクトスタンダードのメッセージングアプリであり、誰でも使っているからです。つまり、最も大きな「何でもアリ世界への扉」であり、「何でもアリ世界から困った人がやってくる最大の扉」でもある。

※もう一つはツイッターね。

とはいえ、メッセージングアプリは他にも色々あります。hangout、messenger、whatsupなどなど。その中で一番使い勝手が悪く(端末にアカウントが紐付いている上に端末がなくなると過去ログが消える)、一番治安が悪いのがLINEです。悪いのはLINEじゃない、LINEでいじめをする子だって言う考え方もあるけど、メッセージングアプリ使っていじめとか恐喝とかするタイプの人が日本で一番いっぱい使ってるのがLINEなのは確かでしょ。

LINE使う必要、無いよね? 私も使ってないですよ。

当然、LINEしか使わない人とは距離が出来ますが、息子がネットでつきあっているような友人たちは他のメッセージングアプリも使うので、問題無し。LINEしか使わない人とはメールや電話でやり取りしたらよろしい。

LINE使わない人とは付き合わない、という人とは付き合う必要も無いでしょう。話合わなさそうだし。家族間の連絡はhangoutを使う予定です。Facebook使える年齢になったらmessengerかなあ。あっちのが高機能だし。

もちろん大学生になったらLINE(がまだ存在していれば)、使いたければ使っても良いと思います。でも中高生の間はLINE禁止。

ちなみに息子の同級生はみんなスマホユーザーだそうです。何に使っているのか聞いたら

「LINEとyoutubeとマイクラ(スマホアプリの)。みんな公園でスマホでyoutube見たりマイクラやったりしてる。」

だって。あーあ。あ。