フォロワー83000人の12歳インフルエンサーlaraに1000万円を払う場合の売り上げノルマ

最初は、うお、すげえなと思って彼女のインスタを見たら、ほとんどが非自撮りの、つまり誰かが撮影している、世界各地のお洒落スポットで撮影されたファッション写真でした。
つまり彼女の本質はアーティストではなくファッションインフルエンサー。しかも相当カネをかけてコンテンツを作っている人。まあ普通に考えると親ですが。
このままインフルエンサーとして伸びていくのが彼女の本来の道なんじゃないのかな。アーティストというのは描くなと言われても描き続けるような人種のことですから。彼女は多分アーティストではない。その器ではないと思う。
しかしながらサマンサが払う1000万円というお金はフォロワー83000人のよくあるインフルエンサーへの専属契約料と考えると、ちょっとかなり高い気がします。
サマンサタバサの直近のIRから割り出した、売上高に対する広告宣伝費の割合はおよそ4.4%。ということは1000万の広告宣伝費(実際にはもっとかかっているんですが最低限として)を投下した彼女のコレクションは2億2700万円を売り上げるのが最低ライン。
売り上げは単価5000円程度のキャンバストートに集中すると予想しますが、単純にキャンバストートで2億2700万を売るには45400PCS。はい、彼女のフォロワーの2人に1人が買っても届きません。
単価5000円ともなるとフォロワーの購入率は1%くらいと私は見積もるんですけどね。となると8300人、4150万円。契約料はちょっとおまけして200万円が適正。