何じゃあ、こりゃあ・・? ホモ・フローレシエンシス!

 東南アジア島嶼部、つまり現在のアジア系の人々の祖先が昔住んでいたスンダランドの辺りなんですが、そこから昨年発見された人骨化石が、なんとわずか18000年前のものだというニュースが出ました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000978-jij-soci

 18000年前というとちょうど港川人がいた時代。言い換えれば新人(ホモ・サピエンス)の時代です。ところがこのホモ・フローレシエンシスは猿人の体格に原人の脳という、2世代も前のタイプの人類らしいんです。

 現在の主流の学説では、人類は割と色々なタイプに進化した中から、今の私たち(ホモ・サピエンス)だけが生き残ったという事になっていますが(だから遺伝的多様性は実はアフリカの一つの森に済むチンパンジー集団のそれよりも小さい、とは良く言われる比喩です)、わずか18000年前にも別の人類が生きていたのかもしれないですね。

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