中高年の転職こそICTを武器にすべき

これから日本は年金財政がアレなので、働ける限りはずっと働く社会になっていかざるを得ないと思っちょります。

60だか65で定年後の再就職、というお話です。

求人担当をしていて思うのですが、以下のことが出来るだけでもセレクションを通過する可能性は現時点では相当高いです。

1) ICTツールについて最低でもアーリーマジョリティに属している。出来ればアーリーアダプターに入っていると尚良し。ICTツールによる業務の合理化が適用出来ない人は採用するとコストアップ要因になるので、それを吸収出来るくらいの飛び道具が無いと、となります。

2) 「この道一筋何十年」「頑固な職人気質」「長年の経験」「過去の栄光」はアピールしない。まあ昔の話ですから、程度でサラッと流す。求められるのは過去にしがみつかない、自分を変えていける人。

3) 気合や根性をアピールしない。「体力では若い人に負けますが、気合や根性なら負けません」→高齢者の強みはそこじゃないはず。

4) 年下の上司、女性の上司、年下で女性の上司の下でも楽しく働ける人になる。「経営陣はあなたより20歳くらい若いですが、大丈夫ですか? 素直に言うこと聞けますか?」と質問されて一瞬目が泳ぐのはいけません。脊髄反射で「Why not?」と言えないと。

要するにこれは1のICTツールを取り入れられるかというところに、殆ど集約されていると思うわけです。ICTをバリバリ使っていてSNSでもこれはという情報発信をしている人なら、だいたい他のことも出来ているだろうと。未来志向かどうか、ですね。

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言っておきますが、Facebookアカウントでヤフーあたりに男尊女卑や気合主義や排外主義のコメントを残すのに日々精進する中高年は、「これはという情報発信」ではないですからね。むしろ「これはヤバいという情報発信」。