宗教学たんを見て「ちきりん」を思い出した(ブロックされ済み)

宗教学たんを名乗るポスドクの体たらくを見て改めて思うこと。

雇われている会社の名前や所属組織の名前で仕事が出来る人、終身雇用保証がある人ならば話は別ですが、研究者やフリーランスなど自分の名前で仕事をしていく予定があるならば、実名・顔出しでの情報発信は絶対にやった方が良いのではないか。

理由は二つあります。

一つは、匿名やカオナシさんの仕事はどうしても詰めが甘くなるということ。雑になるということ。学生だって「提出物はいつでもウェブ公開されうる」と最初に決めておけば本気度が違いました。

もう一つは、匿名・カオナシの仕事は実績になりづらいこと。匿名であれば、あれは私がやりましたと言っても裏が取れない限りは信用出来ないですよね。また、ウェブ検索して名前は幾つか出てきても顔が一つも出てこないような人は、こいつ腰が引けた奴だなって思われます。

結果、正々堂々と自分の名前で顔出しで仕事をしていく人と、匿名やカオナシで仕事をしていく人を比べると、個々の案件から得られる経験値と信用度の違いは、先に行けば行くほど大きくなります。自分の実績として積み上がるものの差が複利で違ってくるからね。

ま、匿名カオナシなのに本名と顔が広く知られている「ちきりん」という難解な事例もありますが、ちきりんみたいな人生を生きたいのでなければ、真似しないほうが良いです。