長期総合計画市民会議

 いや毎日暑いですね。

 もう昼間は親子でパンツ一丁・・・いや、息子はオムツ一丁か。そんな格好で過ごしてますよ。うちは滅多にクーラーつけないですから。

 さて、先日、地元自治体の長期総合計画市民会議というのに出席してきました。これは5年ごとに地元自治体が作っている「長期総合計画」という、まあ要するにこれからどうしようかというロードマップみたいなものなんですが、それを考えるものですね。これから1年間、毎月2回くらい市民から選ばれた委員が集まって、そうしたテーマについて考えるわけです。

 私の住んでいる自治体は東京都の西の方、多摩ニュータウンや多摩丘陵と多摩川低地で出来ているのですが、八王子や相模原あたりとは違って、公共交通機関だけでもそこそこ生活出来る土地なので、あの辺ほどモータリゼーションが発達していないんですね。つまり「家族一人一人が車を持っていて、全ての外出は車を使う」という感じではない。幸か不幸か道路もさほど整備されていないから、通過交通もそんなに多くないし、車を持っていても(小さい子供や年寄りが家族に含まれていない限りは)さほど便利というわけでもない。

 これは区部のすぐ外側にある自治体、調布市や府中市、狛江市、三鷹市あたりにも共通する性格だと思います。武蔵野市とか清瀬市とかね。朝霞市もそうか。

 これって実は今、密かに美味しいんじゃないかと思うのですよ。というのは、もう少し都心から離れたら完全に車社会。何をするにも車が無いと始まらない。だから、原油高の時代には生活の根本が揺さぶられてしまうことになる。一方、うちの辺りは適度に緑地も残っているし、車依存型のインフラでもない。これは去年くらいまでは「どっちつかず」とも言えたんですけれども、今や車依存からの脱却は切実な問題になってきています。

 であれば。

 車を持たなくても良好な緑地環境と交通の利便性を共に享受出来るような町を作っていくことで、町そのものの価値を高めていけるのではないか。

 そんなようなことを考えながら、資料を読んでいます。

 それと、来週からちょっと琵琶湖の西の辺りに遊びに行きますので、お盆明けくらいまでは更新は出来ないかもしれません。丸子船とか針江の水郷を見に行くんですよ。