目指せ日本ファンタジーノベル大賞プロジェクト。
草稿を読んでくださった方々から、色々とフィードバックを頂いて、細かく修正を入れています。
全体のプロットはなかなか好評です。様々な方からの指摘が集中しているのはヒロインたちの描写。
一言で言えば、ディテールの書き込みが足らんと。
キャラそのものの性格はそれぞれ魅力的(と言って頂けた)なので、フィジカルな部分もイメージ出来るようにすべきである。
ぐうの音も出ない正論です。頑張ってます。
しかし難しい。
何故かというと、異世界ですから、現代日本語のボキャブラリーの相当部分が使えないんですよ。
例えばさあ、セカンドヒロインにこの服を着せてみるとしようか。
まず「カシュクール」「ワンピース」、これ使えない。だって舞台となる世界にはフランスもイギリスも無いから。フランス語”cache-cœur”も英語”one-piece”も使えません。ついでにVネックもアウトだぞ。理由は書かなくてもわかるだろうが。その辺なんにも気にせずに現代日本のボキャブラリー使って書かれている「なろう異世界」マジ裏山。
更に問題になるのは、一人称視点の小説で主人公が16-22歳まで男子校で過ごして卒業直後にお見合い結婚した27歳。醸造業。
んなもんどー考えても女性の服の名前なんか知ってるわけないぞ。
これでどうやってヒロインたちの服を描写したら良いのだ。東京カレンダーでおっさんファンタジー書く方がまだ楽だ。
それでもなんとか頑張ってますけども。
とにかく東カレっぽくならないように。