目指せ日本ファンタジーノベル大賞・伏線を4種類に分けて処理する

募集開始まであと8日。
 
最終的なバランス調整と、未回収だった伏線の処理に入りました。
 
伏線は
 
1) 必ずはっきりと回収すべきもの
2) 複数回読んだ時に回収地点に気づくように処理するもの
3) わざと未回収のままにするもの
4) 丸ごと撤去するもの
 
この4種類に分けて考えています。
 
1)は小説のテーマやプロットの構成要素になっているもので、今回は「主人公の行動規範・動機」「メインヒロインの行動規範・動機」「事件の原因・影響・結果」に関わるものがここに入ります。
 
2)は伏線に気づかなくても小説を楽しめるもので、今回はキャラクター間の記号論的対比構造を象徴するエピソード群をここに分類しています。
 
3)は主人公とメインヒロイン以外の設定に関するもので、例えば主人公と同行する剣客の師弟の出自や関係性は、敢えて全てを語らないようにしています。事件の黒幕となる人々(一人だけわかりやすいラスボスが居るわけではないのです)についても同様で、ある程度まではもちろん設定を見せますが、全ては語らない。これは、キャラクター小説としてシリーズ化した時の継ぎ手にするためです。
 
4)は、表に出ていなくてもストーリーが変わらないようなもので、こういうものは裏設定にステータスを変更します。