仲良くしようぜ

ファブラボやハンドクラフトの工房&ショップを集積させるのは良いことだと思うんだけど(秋葉原みたいに)、そこに飲食店と、あとアートの施設(レンタルギャラリー、レンタルスタジオ、アーティスト・イン・レジデンスなど)もくっつけた方が良いというか、差別化出来るよね。

何でそういうものがなかなか出てこないか。

実感としてなんだけど、旧来の街作り・コミュニティ系の人材プールが「ハンドクラフト系アート(非ファインアート)」「地元産野菜マーケット」「クラフトビール」というメニューをまずは基本セットとして揃えるのに対して、ファインアート系の人たちはまずそういうコミュニティ小商い系のものに近寄りたがらない。

コミュニティ系ファインアートの人たちが好きなのは無給で学生を呼んでなんかやらせる学生インターンシップや学生アーティスト・イン・レジデンス。若い子大好き。

※あくまでも日本の話です

ヘラルボニーややまなみ工房っぽい「障害者アート」はファインアートではなくトラディショナル街作り系コンテンツの新しいメニューかな。クラフトビールに近い。しかもヘラルボニー・やまなみ画風以外のものは認められない世界。

で、そういう各種のコミュニティ系の界隈からは、販売系ファインアートはスノッブ連中が都心でわけのわからないものを並べて、意識高い連中がインスタにアップするものと見られている。

※そういうものが全てじゃないことは「余白のアートフェア福島広野」が明らかにしたはず。

要するに

街作り系の人←お互いに仲間じゃないと思ってる→コミュニティ福祉系ファインアート←お互いに仲間じゃないと思ってる→販売系ファインアート

これもったいないよね。

・ファブラボ

・ハンドクラフト工房

・クラフトビール

・アートギャラリー

・福祉アート

・学生活動

・アーティスト・イン・レジデンス

・地産品マーケット

ここまで全部集積しちゃえば一番盛り上がるのに。

稲城だったら稲城長沼駅周辺にファインアートやアーティスト・イン・レジデンスも入れていったら、今よりさらに強いとこになるし。ね。