東京都羽村市の教員が、非常に特殊かつ悪趣味なウェブサイトを公開していた由。マスコミが大喜びで飛びついて、例によって無差別バッシングを展開しておられるようです。しかし、以下の一点については何故もなにも無いような気がしますね。
・何故このような異常な人物が教壇に立っていたのか
それは普通判りませんよ(笑)。性的な嗜好なんてものは公言するもんじゃないですからね、普通は(同性愛者の中にはカミングアウトと称してわざわざ公言する方もおられるようですが)。今このネタに飛びついて飯の種にしているマスコミのみなさんの中にも、きっと同程度の変態的な性倒錯を秘めている方はおられると推測します。あなたの職場の同僚の中にだって居ないとも限らない。あなた自身だって胸に手を当てて考えてみれば、他人にはとても言えない性倒錯の一つや二つ、心当たりがあるのではないでしょうか。
だからこの教師は悪くないということを言っているわけではありません。こうなった以上は速やかに教壇を降りるべきです。
性倒錯は自分一人の胸の内に秘めておけと言いたいのです。それが社会の基本、ルールです。カミングアウトするなと申し上げているのです。あるいは自分自身の性的パートナーとの間だけで実践しろと。だから屍姦趣味と小児性愛については潔く諦めろということです。
それと同時に、いくら奇妙なご趣味の変態様であっても、社会のルールに従ってそれを秘めておける自制心の持ち主であれば、私たちは彼・彼女をこの社会から根絶しようなどとは考えないことです。心のうちに秘めている限りにおいては憲法によって保障された思想の自由で御座いますからね。だいたいどうやって秘められたる変態の存在を探りだそうというのか。性的嗜好の調査を徹底するのですか? 無理でしょうそれは。
世の99%以上の成人は自らの倒錯など表に出さずに一生を終えるものです。それで問題無いのです。私たちが取り組むべきは、一線を踏み越えた人物を速やかに発見し、教育現場から排除するということであり、それだけだと思います。
でも、セクハラ大学教員に限って(いっぱい居ますが)まず実名報道されず、たいがいが停職数ヶ月で済むのは何故なんでしょうね。変なの。