予告の通り、現代アート系の話題のサブスクをnoteで始めます。

予告の通り、現代アート系の話題のサブスクをnoteで始めます。タイトルは「Art Outbound Digest」です。

月額は・・・いくらだっけな? 985円とかで申請してるはず。

雑誌購読と同じような値段ですね。

今までFacebookやブログに書いていたアート関係の長文の文章は今後はこちらに優先的に掲載していきます。

何故こういうことを始めるのか、ですけれども。

一番大きな問題意識は、日本の作家 / コレクター / ファンが英語の壁によって半孤立状態になっているのを、何とか出来ないかというものです。

いつも書いていますけども、日本ではアートという言葉が無闇矢鱈と使われていて、国際基準ではartじゃないものも全部アートにされているような状況です。

消費者として楽しむぶんにはそれでも全然構わないのでしょうけれども、いざ作家として世界を目指すとか、作品を集めようとなったときには、このカオスっぷりが悪さをします。

道案内があればしなくてもいい間違いをしてしまう。

artというものを登山に喩えるならば、頂上に向かわないで麓の樹海をグルグルと回り続けてしまったりする。

お金や時間が無限にあるなら、それもまたよしですが、少なくとも麓の樹海は迷わずに抜けて3合目、4合目くらいまではロスレスで上っていきたいというのであれば、このサブスクはお役に立てると思います。

もちろん作家やコレクター志望ではなく、単にアートファンとして、日本語空間のバイアスがかかっていないアート情報に接したいという方も、読めばどんどん賢くなれるようなものにします。

(全てがそうだとは言いませんが、日本語マスコミで現代アートを扱っているものの相当部分は国内アートビジネスへの顧客誘導という意図があると私は思っています。国内大手ギャラリーが深く関わっているメディアで、これから有望な作家登場といってそこの所属の駆け出し作家ばかり紹介していたりね)

審査が通りましたらまたご案内します。