- ウクライナの抗戦を応援・支援するのはウクライナを米露対立の犠牲者にすることだ。
- ウクライナ人には国家のために死ぬなと言わねばならない。
- 国際社会が今やるべきはウクライナでの即時停戦を両者に働きかけることだ。
- そもそもロシアがこうなったのはNATOが東側に拡大しないとゴルバチョフに言ったのを反故にしたからだ。
- ウクライナの市民がロシア軍と戦うのを応援するなら、アラブのゲリラが反政府テロを行うのも応援すべきではないか。
という主張を某所で見かけて(PV提供したくないのでリンクはしません)、なるほどこれはなかなかの追い込み方だなあと感心しました。
私個人の立場としては
- そういう文脈もあるけど、そうじゃない文脈もあるよね? 今やロシアは西側諸国共通の敵になってしまったので、その最前線を支援するという選択もあり。
- 死ねなんて言ってません。むしろ「死なないでくれ」と世界が願っているのでは?
- 即時停戦、出来たら良いよね。でもその条件がウクライナ国家の事実上の解体なので、ウクライナの主権者の判断ですね。もちろんどんな屈辱的な条件でもウクライナが受け入れて即時停戦すべきだと主張するのは自由。
- その約束はあった説も無かった説もあるので何とも言えません。あった説を当然の前提とした議論の展開は不誠実では?
- 内戦と侵略は違うのでは。イスラエルのヨルダン川西岸入植は2016年に国連安保理で非難決議が採択されてますよね? それに正規軍人ではない人の戦闘行為という一点だけ見ればウクライナ市民の戦闘参加と世界各地のゲリラの活動は「同じ」だけれど、それって尾びれがあって海中で生活してるからマグロもクジラも同じというレベルで雑で強引な主張じゃないですかね?