30代のフェイスブック回帰現象を予感する

そういえばいま30歳くらいの教え子が昨日、(彼女たち世代にとっての)フェイスブック全盛期は面白かった、自分は文章が読みたいので画像主体のインスタはあまり面白くない、と呟いていました。

最近だとインスタのストーリーに1000文字くらいの長文を載せた投稿を流す教え子もいたりして(老眼にはつらいっていつも文句言うんですけど)、実は長文を投稿したいんだけど何故かフェイスブックは(おそらく気分的に)使いづらくてインスタを使ってしまうという層は少くないんだろうなと思っています。

メディアとしての特性が全然違いますからね、主要SNSはどれも。

フェイスブックは終る、ツイッターは終るなどなどPV稼ぎの無責任ライターが定期的に書く鉄板の米櫃ネタですが、実際にはライフステージによって使い分けのバランスが異なるだけで、どれも続いていくんだろうなあと思っています。

高校生や大学生はなんだかんだで関わっているコミュニティが狭く凝集しているから、そのコミュニティがインスタ選好なら「インスタをお付き合いで使う」ことになると思うのですが、20代終盤から30代ってライフステージやキャリアが一気にバラけるから、学生時代から続く人間関係がだんだん息切れしていくんですよ。

結婚するひとしないひと

子供がいるひといないひと

バリキャリで毎晩おそくまで仕事のつきあいがあるひとないひと

そんな状況になって、あれ、なんか話や生活のリズムが合う友達が減ってきたなということに気付いて、色々とライフスタイルの見直しが入るんじゃないかな。

その中で、本当はそこまで好きでもないけどなんとなくインスタという人の一部は、フェイスブックや場合によってはyoutubeに重心を移すこともあるんじゃないかなと思いました。

あるいはdiscordやgithubとかね。

私は最近はほぼ毎日、エブリスタにもエブリスタ向けの投稿をアップしてます。あれもSNSなんだよね実は。