2日間の日程で某所で行われたワークショップ。
初日。3時間で本来なら練習プログラムAとBを作るという建付けのところ、勝手にgithubを見てAとBを1時間未満で作ってしまって、更に同じ機械学習技術を応用したオリジナルのプログラム、更に更に勝手にjavaScriptエディターを開いてアプリを作っていた悪い子がうちの息子でした。
「今、閃いたんだよ。邪魔しないで」
とか言って私の喉元に、天龍チョップを叩き込んで追い払う。何て悪い子なの。
インストラクターのお姉さんは、最初の30分くらいは進行に従わせようとしてたけど、すぐに諦めてました。正しい判断です。他のことに時間とエナジーを使った方が生産的です。
本人曰く
「先生の話もチームの話し合いもちゃんと聞いてた」
そうですが、絶対に手は止めないというスタンス。とにかく作り続ける呪いか。
それを見ていて、あらためて思ったんだけど、
「一応、これから説明するけど、説明聞くよりも、まずは触りたいという人はどんどん触ってて良いです。壊れないから。」
という感じのデュアル進行の方法論があっても良いかもしれない。
去年サイバーエージェントのキッズプログラム体験に行った時も思ったんだけど、まあ来てる子の99%は上品な家庭出身で落ち着きのある良い子だから、「全体一斉進行で説明→ちょっとずつ体験」に対応出来るんです。
しかし、うちは(父親に似て)下品な悪い子だから、目の前に素材があったらとにかく全力でいじりたい。説明とか話し合いとかよりも、まずはデバイスやツールをいじりたおしてみる。使い方は触ってればわかるし、わからなくなったら勝手にマニュアルを探してきてナントカする。
そういう、nasty naughty bad boyをいかに放し飼いにして利用するか。日本文化の苦手領域ではありますが。大事だと思いますよ。
母校・東海高校なんて、根本的に放し飼いでしたからね。