7月の風物詩

今年も夏休みの自由研究の研究費申請の季節がやって参りました。
今年はVPS(Virtual Private Server: 仮想専用サーバ)を借りてサーバ構築と管理をしたいそうですが、それだけでは単なる実習であって研究ではないので、VPS運用によって何を発見したいのかと、研究日程を明確にして再提出せよとリジェクト。
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研究計画書のファイル(クラウド共有で送られる)に
差し込まれた添削コメント
毎年おなじみの攻防が始まります。まずはこんな感じで序盤の攻防。
私「

「 みんなで話し合いながら設計、建築する。」←仮説を立てて結果を検証しないと、単にみんなで作ってみたというだけのものになる。こういう設計だったらこうなるはず、という仮説があって、実際に作って実験してみたらこうなった、という結果が出て、そういうものを幾つか比較しないと、個々の設計の特徴が明確にならない。単に設計の仮説検証であればマルチサーバでやる必要性が無い。何故「みんなで」やると良いのか?」

息子「とにかく効率を高めるTTよりも、作りやすさ、性能、コスパに優れたものがいいと思う。その条件に最適(サバイバルモードで比較的簡単に作れて、効率もそこそこ、素材を無駄遣いしないもの)なものはどのようなサイズ、方式が良いか。メリット=複数人で分担したほうが、早く作れるため、数種類の検証に役立つ上、一人では出ないアイデアも出せる。」
私「設計を比較する指標は?」
息子「素材を集めるのに必要な時間、15分での収穫」
私「別々の人がやったらスキルの差で時間に差が生まれるのではないか? 」
息子「分担ってのは例えば木材と石を同時進行で集めるとか」
私「トラップの設計図は作れるの?」
息子「そこ最初から作るのはきつい。作ってから書くほうがいい。」