ミニ四駆コースで才能を磨く

昨日は久しぶりのタミヤプラモデルファクトリー・トレッサ横浜。初めてこのコースに行ったのは2016年11月23日。それからおよそ半年弱に1度のペースで通って、昨日が5回目。
小学生としてはこれが多分最後の遠征でした。こうやって見てももう「お兄さん」だもんなあ。
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とっぷりと日が暮れてもミニ四駆レーサーたちの交流は続く。

ちなみに、うちからトレッサ横浜までは車でおよそ1時間かかります。復路も同じくらいです。

昨日の復路では中学校の話になりました。

私「春から中学校だろ。中学校とか高校ってのは、より入試難易度の高い学校に入ることだけしか考えずに生きている人ばっかりな場所だぞ。」
息子「難易度? なんで!?」

※全くもって理解出来ないという声色。私は夜間の運転なので車両前方を注視しています。

私「入るのが難しい高校に入って、そこから入るのが難しい大学に入ると、その大学のブランドで、給料が多めで仕事が楽なところに就職しやすいから。」
息子「ふーん・・・・」
私「ま、お前はきっといっぱい稼げるよ。この車(トヨタ・ハリアー)くらい新車で余裕で買える。」
息子「そう?」
私「興味を持ったものを言われなくても徹底的に調べるというのは凄い才能だから。100人のうち5人くらいしかいない。誰とでもすぐに友達になって自分の調べたことを教えたり、相手の知識を教えてもらったり出来るというのも凄い才能で、100人のうち5人くらいしかいない。両方持ち合わせているというだけで、さあどうなる?」
息子「あれ? なんか細かいぞ」
私「1000人に50人、50人の5%は2.5人。だからお前みたいな才能を持った奴は1000人に2.5人しかいない。」
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およそ1年がかりで仕上げたFM-Aシャーシのラウディーブル。ハイパーダッシュ3モーター(2016ジャパンカップ記念外装)で、より上位のモーターを搭載したライバルたちを凌ぐパフォーマンスを発揮したそうです。

実はもう一つ、彼が凄いのは、相手を年齢や社会的立場では一切判断しないところです。そしてヲタスキルの高低でも判断しない。超絶ハイ(ヲタ)スキルのおじさんも、初心者の年下も、友達。知識と余剰パーツをシェアする仲間。それ以上でもそれ以下でもない。

あれも凄い才能だと思いますね。

日本の中学校と高校にはびこる、軍隊みたいな気色悪い年功序列主義に染まらないでくれると良いんですが(笑) 入学年次が1年でも上なら無条件に偉いとか意味わからんし。何歳だろうがバカはバカ。年食ったバカが年食ってるってだけで声がでかくなるような組織文化はとうの昔に世界的に消費期限切れです。そういうのに染まるということは、すなわちバカに染まるということです。世界に出て行けない使えない子になるということでもあります。気をつけないと。

3年後には息子もきっと高校受験をするんでしょうが、入試難易度なんて指標は気にすることなく、才能や価値観を教師にも在校生にも潰されることが無い学校を見つけて欲しいですね。

そんな彼の才能や価値観を磨く場の一つだったタミヤプラモデルファクトリー・トレッサ横浜店のミニ四駆コースには感謝してもしきれません。今後ともよろしくお願い致します。