真鶴まで行って勉強してきた

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 この週末はロードバイクで真鶴まで1泊のソロツーリングでした。片道およそ100キロ。行きの境川下りでの向かい風がきつかった。

 現地では知人のビジネスマンの皆さんとイタリアンのフルコースを堪能した後、遅くまで某巨大IT企業幹部とビジネスや大学教育の話をしていました。マネージャーを育てるにはリスクテイクして決断する経験を積ませるのが一番大事なのだけれど、今の日本の大学教育ではそこが無いと言われました(;´д`) ソリューション提案型の教育プログラムではそこが欠落するので、即戦力は育たないとのこと。

 その他、印象的だった話は・・・

・「一流の経営者は教育者としても優れている」
・「10億なんて契約は良い奴じゃないと取れない」「良い奴ってのは信頼を絶対に裏切らない奴のこと」
・「一気に伸びたITベンチャーは新人を育てられるミドルマネジメントがいないから新卒で行くべきではない」
・「アマゾンも楽天も海千山千の人間が経験者として転職で行くなら面白い」
・「DHLやFEDEXやUPSのような欧米の一流インテグレータにマネージャーで転職したいなら日本のフォワーダからでは無理。物流職人ではなくビジネスが出来る人材でないと。総合商社からなら行ける」
・「ベンチャー行くのなら自分でどこかに仕事の師匠を見つけて弟子入りしたり、積極的に会社の外で勉強したりしないとだめ」
・「コンサル流行りで毎年新卒の子が山ほど入ってくるけど、1年以内に大半が辞めますよ。私も毎日始発出勤で終電で帰ります。平日は平均3時間くらいしか寝てません。」
・「事業会社から転職でコンサルに来るなら良いんですが、新卒でコンサルでも上に行ける人は100人や1000人に1人ですし、そこに入れない人が30過ぎて事業会社に転職しようとしても難しいです。他人のフンドシで相撲取った経験しか無いと、本当のビジネスでの即戦力にはなれませんから。」

 あと、うちの4年生が某社の採用で最後の方まで残った時に、経済ニュースチェックしながらその会社の事業展開を予測して「これはもしかしてこういうビジネスをやろうとしてるんじゃないか?」と話し合っていたことがあるんですが、昨夜、それが正しかったことがわかりました(笑) 結構小さい記事だったし、その会社本体ではなく関連会社についての話だったんですが、ゼミのネットワークから入ってくる噂話と付き合わせると、何か一つストーリー描けたんですよね。

 やるじゃん俺たち。