今時、連帯責任かよ(笑)

今日は息子が普段より20分ほど帰宅が遅かったのです。その理由は

「田んぼに張る防鳥ネットの重りを運んだら棚に傷がついたので、全員で掃除させられた」

???

何だそりゃ。話端折ってないか?

それとも俺のヒアリングが間違ってたのか?

防鳥ネットの重りというのはどこからどこに運ばれたのだ?

「図工室の棚から(校庭にある)田んぼまで。」
「その時に図工室の棚に傷がついたと。」
「そうらしい。」
「らしいというのは?」
「俺たちのクラスの担当じゃないからよくわからない。」
「図工室の棚なんか傷が付くのが当たり前だろう。何か問題があるのか?」
「副校長先生が棚に補修用テープを貼っておいたのが、重りのレンガを運ぶときに破れたんだって。」
「そんなん貼り直せば良いじゃないか。バカなのか?」
「たぶんね。」
「で、そこから掃除にどう繋がるの?」
「俺たちが帰ろうとしてたら、突然、連帯責任で全員で掃除しろって言われた。」
「何で? 何の責任なの?」
「わからない。」
「誰かその理屈、理解出来てたやついたの?」
「わからない。」
「父ちゃんにも理解出来ないぞ。副校長はバカなのか? そんなもん無視して帰ってくれば良かったのに。」
「そうしようとしたらクラスメイトに捕まえられた。」
「余計なことしやがって!」

というわけで、詳しく聞いてもロジックが見えない事件でした。棚のテープなんかいつかは破れるんだし、連帯責任って更に意味不明。バカしかいないのかあの小学校の職員室には。

追記:図工室の棚事件で連帯責任が妥当と言える条件を考えた。


1) 事前にオペレーションについて十分に検討してあること。
2) 当日、作業前にスタッフ(=5年2組児童)にオペレーションについて十分に説明してあること。
3) 破損しやすい部分は予め養生してあること。
4) 破損しやすくなおかつ養生出来ない、そして修復費用が高価な部分に関わる作業について、入念な注意喚起がされていること。
5) 作業中にスタッフが事前に説明されているオペレーションと異なる手順を採っているかどうか、5年2組児童のみならず5年1組児童も含めた全ての児童がリアルタイムで気づける状態にあること。最低でもバディシステムによってチェック体制を構築してあること。
6) 作業開始前に、手順厳守についてスタッフ全員の間で申しあわせがあること。

これであれば、稲城市立向陽台小学校副校長の採った「罰としての居残り掃除とその口実としての連帯責任」の妥当性はあるかな。