学業以前に生活をどう成り立たせるか、という困難を抱えた学生たちは、もっと周囲に頼りましょう。

若い方々は学業についてはどんどんハードにやって自分を追い込んでいくべきだと思うのですが、学業以前に、自分の生活をどう支えるかというところで困難を抱えてしまっている学生の相談を受けることも、ままあります。

向こうから相談してくれたらまだ良い方で、雑談していたら「実は・・・・」という形で初めてそういう話を知るという展開も多かったりします。

皆さん、こちらがアタマが下がるくらい頑張り屋さんですが、その頑張りは生活設計ではなく学業に注いで欲しいわけでして、勉強の手前にある困難については、一人で抱え込まずに周囲にサポートを求めて欲しいです。積極的に。皆さんまだ半人前以下なんですから、一人で完結出来なくても全然恥じゃないです。

で、大学のセンセー方も、受け持ちの学生全てにとは言いませんが、皆さんもう少し接点を増やして、エマージェンシーの予兆を掴むようにしていただけたら、とも思います。