08DDトリオ

 昨日は、もう一つ嬉しかったことがありました。昨年度の3年ゼミの学生でしばらく顔を見ていなかった子たちに3人も会えたこと。ワークショップに来てくれた子、卒論の相談に来た子。池袋駅の前で偶然会った子。はからずも昨年度の留学生トリオが揃いました。

 卒論の相談に来たゼミ長には隣の教室で40分ほど卒論のレクチャーをしましたが、さすがに呑み込みは速いですね。質問も的確。

 まずは3人ほど済ませた予備調査の内容のフィードバックを貰いながら彼女のテーマをシンプルな一文(英語)に書き起こし、2度ほど一緒に推敲したら、今度はそれをneedsとwantsの2領域にブレークダウン。更にもう1階層下に足して七つか八つのサブイシューに分解したら、順に論証方法を検討。

 次にこのピラミッド構造をIMRAD構成の章立てに「ここはこの章に、ここはこの章に入れる」という形で当てはめてみせて、各章内のセクション分けの考え方を教えて、こちらからのレクチャーは完了。彼女からは文献資料の使い方について質問が出たので、一次資料と二次文献の違いを図で教えてから、一次資料は3章、二次文献は1章と4章で使い、直接テーマに関わらない関連文献は序論で触れると解説。

 ここまでで40分。なるほどと納得顔で次のインタビュー調査に出撃していきました。