いよいよ伊豆大島へ

いよいよ3年ゼミの伊豆大島合宿が目前に迫ってきました。明日は最後の事前ミーティングで、月曜には伊豆大島渡航です。

この1ヶ月間、割と手当たり次第に伊豆大島についての資料を集めさせ、読ませ、あるいは人に会わせて来ました。私自身、伊豆大島については良く知らないから、俯瞰的知識は持っていなかったので、本当に手当たり次第。最初は文献資料。そしてインタビュー。こうした作業を経て、学生たちの伊豆大島イメージも大きく変化してきたのが、今日提出のレポートから如実に伝わってきます。

でも、本当のところはよくわからん。伊豆大島ってどんなとこなんだろう? そんな戸惑いも行間から立ち上っています。

それでオッケー。彼女ら彼らは今、社会調査の王道を歩いているんです。まずは手当たり次第に資料を集め、人に会う。一気に情報量が増え、なんだかよくわからなくなってきたところで、いよいよ現場に突入する。今、学生たちの好奇心や感度は非常に高まっている状態のはずです。明日のミーティングでさらにそれをもう一段高めて準備完了。いざ現地へ。そこで何が起こるのかは私も知りません。何が起こっても良いの。怪我とか事故じゃなければ。出たとこ勝負でどれだけ面白い方向に行けるか、そのアドリブ能力を現地では鍛えてきます。まだまだこのゼミの学習は手を広げていく段階ですから。どんどん風呂敷を広げますよ。

まだゼミ生全体を実戦投入はしていないので、断言は出来ませんが、すでにインタビュー調査をやらせたチームはどこも手応えを感じさせる報告を上げてきてくれていますし、チームワークも組織の規律も準備万端な状態に仕上がっています。きっと面白い合宿になるはずです。