あまりにも精密なピンポイント爆撃で冬のような気温と霧雨に包まれた先週末、10人の学生を連れて奥多摩に行ってきました。ゼミ生9人+昨年度に教えた学生1人(抽選漏れで私のゼミに入れなかったのです)。彼らを3班に分け、奥多摩駅周辺での聞き取り調査と撮影を指示。3班のうち2班は初日に課題を完了。もう1班も翌日午前中には課題を完了しました。詳しい内容はまだ報告を見ていないのでわかりませんが、4月、5月とフィールドワーカーの倫理についての議論を重ねてありますので、まず間違いは起こしていないことでしょう。
こういった場で10名の学生をコントロールするというのは私にとっても初めての経験です。普段の日帰りでのフィールド実習に較べると時間も遙かに長くフィールドも広いので、彼らを完璧にはコントロールしきれなかった部分もあり、些かの悔いも残るのですが(主にナイトライフで、男子学生諸君が数において圧倒的に勝る女子学生たちの恰好の標的になっていたりして、「夜もみっちり勉強させてやる」という私の当初の目的は達成出来ず)、まあそれはそれで彼ら彼女らの親好が深まったと好意的に解釈しておきましょう。異常としか言いようのない天候も、この部分ではマイナスに働きましたし・・・・