自分で自分にアドバイスする

先生を「本気で」やった経験から得られたものは多いんですが、これは全く予想外だったというものを一つ。現役時代も現在も、教え子に「こういう状況なんですがどうしたら良いでしょう」と相談されることが多いのです。

その時にはなるべく客観的で常識的な見解をまず出して、それから本人の気持ちとすり合わせていきます。こういうことを繰り返し繰り返ししていると、自分自身に対しても同じカウンセリングが出来るようになります。

自分自身の置かれた状況を他人ごとのように見て「もしも教え子からの相談だったらどうアドバイスする?」と自分に聞いてみるわけです。すると、すごくクールでフラットな判断が出てくる。

この緊急事態の3ヶ月などまさにそうで、

「春の案件飛びました。どうしたら良いですか?」
「今できることを全力で。まずは今書いている小説を完成させる。本を沢山読む」
「それから?」
「あせらない」
「何故そう言える?」
「君の能力は化け物級だ。必ず次の波が来る。それまでは力を貯めていれば良い」

そんな自分のアドバイスに従って待つこと3ヶ月。予想通り大波が戻って来ました。

来月からコロナ前に決まっていた大型案件、いよいよ始動しますよと先方の社長さんが宣言。

「ほら、言ったとおりだろ」
「相変わらずお前の判断はいつも正しい」
「知ってる」

※そんな私のクールなアドバイスが欲しい方、「有償にて」承っております。お問い合わせください。