若いんだもの、劣等感なんかあって当たり前である。

学生だと一つや二つ、どこかに劣等感があるのは当たり前なんですが、それを塗りつぶす為に超有名企業に入ろうとする、なんて愚かですよ。

しかもそういう自分の行動の根底にあるのが劣等感であるということから目を背けていてはいけません。仮に首尾良く超有名企業から内定を貰っても新しい劣等感に出会うだけです。
どんな仕事でも、とにかく実績を積んで同僚や顧客から感謝され、信用され、周囲から「あの人に相談すれば何とかなる」「あの人にはお世話になったから何とかする」と思われるようになりましょう。それが劣等感を克服する最も適切な道ですよ。

・・・というお話を3年生にした昼下がり。

ここまで書いて、自分が何故、感謝されたり褒められたりするのが苦手なのかわかった(「大好きです」とか「尊敬してます」とかの文言にハートマーク付きで教え子からメールが届くと、数時間はPCを開けなくなる)。

劣等感と無縁だからだ、きっと。