ぶきっちょな弟子ですが

難民添削1件完了。

ようやくこいつの言いたかったこと、書きたかった話が見えた。構想段階から、それは社会学の論文にするのは難しい線だぞって結構きつく脅したにもかかわらず、でもこれでやりたいと頑固に抵抗したんだよなあ。ああ、つまりこういうことだったのね。なんだよこれ、良い論文になりそうじゃんかよ。

ぶきっちょな弟子ですが、2年次や3年次に教えたり経験させたりしたことを、こいつはちゃんと自分なりの形で身につけていて、最後は(自分でも良く分かっていなかったに違いないけど)こういう形で出そうとしてたんだなあ。何か胸がいっぱいになった。

弟子の作品の中に自分の思想を見つけた経験、ありますか?
技術や知識を教えるのも難しいですが、もっと深い場所にあるものが、ちゃんとこの子にも伝わってたんだなって分かった瞬間。

ゾクゾクしました。