鬼畜ゼミの倫理

2年ゼミ某チームのメンバー全員のオンラインインジケータがFBで点灯しっぱなし。今日も担当地域でフィールドワークをやってきたそうなので、その成果共有と最後の仕上げのための打ち合わせをやってるんでしょうね。彼女らのコンセプトには大きな可能性があると思うので、完成度高く仕上げて欲しい。

ただ、メンバーの半分が身体的ハンデを抱えていて無理が利かないという事情もあり、教師としてはハラハラしっぱなしです。無理するなとは言い続けていますが、一方で限界の限界まで行かなければ能力の爆発的拡張が起きないというのも事実。そして彼女たちは、そこまで行ってしまうんですよね。最近は特に。

学生の魂に火がつくような学習のデザインは教師としては追求せざるをえない。でもそれで学生が体を壊すところまで頑張ってしまうとなると、これは教育実践のあり方として正しいものなのか。

一つ言えることは、丈夫な体を持ち合わせていて多少の無理が利く学生は、ご両親に感謝してもっと真面目に勉強しろってことですね。自分の体の限界と戦いながらギリギリのとこまで踏み込んで学んでいる子たちも、同じ池袋キャンパスを歩いてるんです。