先日行われた稲城市版「事業仕分け」によると、私立幼稚園等園児保護者負担軽減補助金(要するに所得額に応じて毎月9400円~3200円の補助金を私立幼稚園に通っている子供一人ごとに支給する制度)を「廃止」の結論が出たとのこと(笑)
笑うとこなのかどうか、まだ悩んでます私。うちもこれに該当しますけどね。市の財源は毎年だいたい6000万円くらい投入されていて、支給対象の子供はだいたい1600人。
これを「構想日本」というNPOから来た「仕分け人」さまがたは一気に廃止判定されたと。
すごい(笑) これは市長も苦笑いするしかないでしょう。いくら「最終結果ではない」とかウェブサイトに赤字で書いてあっても、これは恰好の攻撃材料になりますからねえ。これまでに開催された自治体「仕分け」でも、そもそもこの制度が仕分け対象にされた自治体は所沢市くらいで、その所沢でも「要改善」判定でしたから、今回圧倒的多数で「廃止」判定はある意味快挙。市議会がこの案件を通すかどうか、どんな議論があったか知らないんで読めませんが、「東京都で唯一、私立幼稚園等園児保護者負担軽減補助金が廃止された自治体」 という売り文句は凄味があります。迫力満点。市内で商売する不動産業者は真っ青か、あるいは真っ赤になって怒ってるか。
もちろん、南山東部土地区画整理事業にも心地よい逆風です。
いや本当にどうすんだこれ(笑) 幼稚園が夏休みに入って父母が集まる機会が減ったタイミングを見計らったのか? 稲城市がこの一件どう収拾つけるのか、興味深く見守ることにします。