『つくるしごと:大した取り柄が無い文系学生のための就職論』

メンズ育児バッグ2度目の試作品の仕様打ち合わせ完了。

次に出来てくるやつは完成度90%くらいまで行っているはず! 
デザイナーさんも普段フェイスブックで書いていることを全部読んで下さっているので、打ち合わせは極めてスムーズでした。「ああ、あの話ですね」みたいな。

今回はストラップも製作するので、そちらの仕様も決めてきましたよ。子供を抱き上げた時にアジャスターやバックルが子供の体に当たらないようにするには、それぞれどこに配置しなければいけないかってとこまできちんと計算して数字出してあります。競合商品の写真を色々見ても、そこにアジャスターあったら子供に当たるだろバカめってとこにアジャスター配置して美麗白人モデルに微笑ませてたりして、ガサツだなあって思うことがしばしばですが・・・・。

さてこれで育児バッグプロジェクトは試作品が出来てくるまでしばらくやることが無いので、今月中は本を書こうと思っています。

タイトルは

『つくるしごと:大した取り柄が無い文系学生のための就職論』

すいません、今思いつきとノリで決めました。喧嘩は売っていないつもりです。

いえね、昨日も今日も3年生から「何かつくる仕事に就きたいんです」って相談されて、思い起こせば先月も去年も同じ相談されていたよなあとしみじみしたんですよ。みんな飽かず弛まずよくもこれだけ同じことを考えるもんだと。

その度に同じお説教をしてきたものですから、最近ではそのお説教自体が妙に上手くなってきてるんですよね私。ほら、ツアーガイドさんだって場数をこなせばガイドトーク上手くなるでしょう。あれと同じですよ。

「いいか良く聞け、クリエイティブな仕事なんて君たちが想像しているものはだなあ・・・・」

こんなことを続けていたら自分は境内を通る近鉄橿原線のネタの洗練の極限を目指す薬師寺の坊さんのエピゴーネンになってしまいます。だから、本にしてしまって後は「あの本読んでみて。ブクオフで100円で買えるから」ってことにしたい。

ま、私がこうやって教え子の進路相談に乗るのも今の3年生世代が最後、その下には教え子おりませんから、良い機会ですよ。一つの仕事の区切りとしてね。

念のためもう一度。喧嘩を売っているつもりは・・・・